東日本大震災関連情報

更新日:2022年06月01日

人的被害

  • 死亡者 37名
  • うち村内死亡者 28名
  • 行方不明者 0名

捜索隊の懸命な捜索活動のおかげで、平成23年3月28日には行方不明者の捜索が終了しました。

薄暗く雪が積もっている中、手前に救急車が複数台停まっており、奥の広場のような場所にオレンジ色の作業服を着た人たちが集まっている写真
沢山の瓦礫が押し寄せた住宅街で1台のショベルカーが作業をしている写真
車や瓦礫などで埋め尽くされた住宅街で黄色の作業服を着た人達が捜索活動を行っている様子の写真

家屋被害

  • 全壊 311棟
  • 大規模半壊 136棟
  • 半壊 32棟
  • 一部損壊 36棟
  • 合計 515棟

平成27年7月現在

瓦礫などが浮かんでいる川と、奥に倒壊した家などが写っている写真
倒壊した家と、2階の高さまで積もった瓦礫の上を歩いている青い作業服と、黄色い作業服を着た人たちの後ろ姿を写した写真
道の両脇に高く寄せられた瓦礫の奥で1台のショベルカーが作業をしている写真

漁業に関する被害

  • 野田港…漁船・漁具・市場・のだ塩工房流失
  • 下安家漁港…漁船・漁具流失
  • 下安家漁協…流失
  • サケ・マスふ化場…一部流失
クレーン車1台が茶色く濁った海水の中にある野田港被害状況の写真
港のコンクリート部分が壊れている下家安港被害状況の写真
山の麓にある川の、さけますふ化場が跡形もなくなっている被害状況の写真

公共施設被害

  • 野田村保健センター…全壊
  • 野田村社会福祉協議会…全壊
  • 野田村生涯学習センター…本等浸水・流失、外壁等損壊
  • バス車庫…シャッター・外壁等損壊
  • 久慈消防署野田分署…1階天井まで浸水
瓦礫が押し寄せ、壁が外れたり、壊れている野田村保健センター被害状況の写真
1台の車が建物に突っ込み、瓦礫が建物周辺一帯に広がっている野田村生涯学習センター被害状況の写真
建物前にはOKと書かれた1台の車があり、建物の外壁は壊れ、辺り一面瓦礫が広がっているバス車庫被害状況の写真

ガレキ処理について

東日本大震災大津波で発生したがれきは16万7,336トン。
これは、村で通常1年間で処理できる量と比較するとおよそ100年分となります。
平成23年5月に本格的な処理を開始してから約3年後の平成26年5月31日、災害廃棄物仮置き場の跡地整理が完了し、津波で発生したがれきの処理がすべて終わりました。
村だけでは処理が追いつかず、100年もかかる膨大な量のがれきの処理が約3年という速さで完了できたのも、村のがれきを受け入れ、廃棄物処理にご協力いただいた県内外の市町村の皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。

処理したがれきの内訳

  • 柱材、角材 2.1%
  • 可燃物 7.3%
  • 安定型土砂混合くず 1.4%
  • 管理型土砂混合くず 7.9%
  • ふるい下くず 24.9%
  • コンクリートがら 26.5%
  • 金属くず 2.0%
  • 漁具、魚網 0.2%
  • 分別土A種 26.2%
  • 分別土B種 1.5%
6台のショベルカーが高く積み上げられた木材のがれき処理を行っている写真
左側の新しい道路が作られた横の場所に3台のショベルカーがあり、瓦礫や土が盛られている写真
瓦礫が無くなりコンクリートで整備された道路や地面が写っている写真

復旧・復興状況

野田村の復旧・復興状況をリーフレットにまとめています。
下記関連ファイルからご覧ください。(リーフレット製作 野田村観光協会・野田村)

関連ファイル

この記事に関するお問い合わせ先

野田村役場 総務課 庶務防災班
電話番号:0194-78-2111
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