新生児聴覚検査の助成をします

更新日:2022年06月29日

村では、新生児聴覚検査をすべての赤ちゃんに受けていただくために、検査費用の一部を助成します。

泣いている赤ちゃん

生まれつき両耳に難聴(先天性聴覚障害)がある赤ちゃんは、1,000人に1人から2人の割合で発生するといわれています。

この、難聴の発見が遅れると、耳からの情報に制約があるため、コミュニケーションに支障をきたし、言語発達が遅れ、情緒や社会性の発達にも影響が生じます

ですが、早期に発見され適切な支援が行われれば聴覚障害による影響が最小限に抑えられ、コミュニケーションや言語の発達が促進され、社会参加が容易になることから、新生児聴覚検査を受けることをお勧めします。

助成対象

野田村に住所を有する保護者が出産した児

助成金額

上限10,000円まで

  • 検査する医療機関により料金が違います。
  • 助成金額を上回る分は、自己負担となります

助成回数

1人につき1回限り(初回検査のみ

交付方法

母子健康手帳交付時に、新生児聴覚検査受検票を発行します。

  • 転入した妊婦の方へは村保健センターで手続き後、妊婦健康診査受診票の発行と同時に受検票もお渡しします。

使用方法

県内及び県外の委託医療機関

発行した「新生児聴覚検査受検票」を、母子健康手帳と一緒に医療機関へお渡しください。

県外(委託外)医療機関

一旦、検査料金を自己負担していただきます。

医療機関等が検査結果を記入した「新生児聴覚検査受検票」と検査を受けた事が分かる領収書を添えて、後日、償還払い(払い戻し)のための手続きが必要になります。

期限

生後6か月以内

  • 多くは、産後入院中(おおむね3日以内)に受けます。分娩をした病院で検査を受けなかった場合は、退院後1か月健診までに検査を受けることが望ましいとされています。
耳が長いウサギ

新生児聴覚検査とは

 

「新生児聴覚スクリーニング」とも言います。難聴の疑いがないか調べる「聞こえ」の簡単な検査で、赤ちゃんが眠っている間に行います。痛みはなく安全です。

検査方法

1.自動ABR(自動聴性脳幹反応)

音に対して反応する聴覚の神経と脳の電気的な反応を見る検査です。防音室で眠っている赤ちゃんにヘッドホンのほうなものをつけてモニターを見ながら反応を調べます。

2.OAR(耳音響反射)

刺激音を聞かせ、これに反応して帰ってきた音が検知できるかで聞こえているかどうかを判断する方法です。

この記事に関するお問い合わせ先

野田村役場 保健福祉課 保健班(保健センター)
〒028-8201
岩手県九戸郡野田村大字野田第17地割107番地
電話番号:0194-75-4321
ファックス:0194-78-3301
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