BCG(結核)ワクチン
【 注射生ワクチン 】 接種後、別の注射生ワクチンを受ける場合は、27日以上の間隔をあけましょう。
どんな病気?
結核菌によって感染する病気です。結核に感染している人の咳やくしゃみが飛び散った結核菌を吸い込むことによって感染します。
最初は風邪の症状と似ています。小さなお子さんは、微熱だけが続いたり、熱が出ずに急に手足が麻痺したり、なんとなく元気がないなどの症状が見られることもあります。
3~4歳以下のお子さんの場合は、重い結核になったり、脳を包む膜につく結核性髄膜炎(けっかくせいずいまくえん)になり、重い脳の障がいが残ったり、命にかかわる場合があります。
国内での結核はかなり減少していますが、毎年3万人を超える患者の発生があることから、予防接種をする必要があります。
接種時期と接種回数
生後11か月(1歳未満)までに、1回接種します。スタンプ方式の接種。
月齢が低いと副作用も大きくなるため、生後3か月未満での接種は避けましょう。
接種時の注意点
細い9本の針を皮膚に押しつけるスタンプ方式の予防接種です。接種部位が乾くまで、さわらないようにしましょう。
副反応
接種後、2~3週間後に赤いポツポツが出て腫れてうみ(化膿)が出ることもありますが、その後はかさぶたができて自然に治り、小さな傷跡が残るだけになります。これは、BCGがついた証拠なので塗り薬や絆創膏、包帯などをせずに、清潔にしていてください。
ただし、接種後3ヶ月を過ぎてもジクジクしているようなときは、接種した医療機関で診察を受けましょう。
また、3~10日以内に接種を受けたところが赤く腫れてうんで(化膿して)きたら、接種をする前から結核に感染していた可能性があるので、接種した医療機関を受診してください。
この記事に関するお問い合わせ先
野田村役場 保健福祉課 保健班(保健センター)
〒028-8201
岩手県九戸郡野田村大字野田第17地割107番地
電話番号:0194-75-4321
ファックス:0194-78-3301
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更新日:2022年06月01日