野田村橋梁長寿命化修繕計画について
事業目的
野田村が管理する橋梁(橋長2.0m以上のすべての道路橋)は、令和7年(2025年)3月末時点で47橋供用しています。
そのうち、一般的に老朽化の目安とされる供用年数50年以上の橋梁は、令和6年(2024年)現在で11橋存在し、今後はさらに老朽化が進行し、一斉に大規模な修繕や更新の時期を迎えることが想定されます。
平成24年(2012年)12月に発生した中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故により、道路施設の老朽化による重大な事故が発生したことを踏まえて、国では平成25年(2013年)11月に関係省庁連絡会議で「インフラ長寿命化基本計画」が策定されました。また道路法の改正により、平成26年度から5年に1回の頻度で近接目視による定期点検及び健全性の診断(以下、「法定点検」という。)を行うことが義務化されました。
法定点検では、道路橋の健全性を4段階に分類することとし、本村では、平成29年度までの法定点検結果に基づき、平成30年度(2018年度)に橋梁長寿命化修繕計画の策定を行っています。
令和3年度(2021年度)から開始した2巡目の法定点検は令和5年度(2023年度)で完了し、2巡目の法定点検結果を踏まえ、中長期的に必要となる維持管理費用を把握し、本村が管理する47橋の道路橋について、長寿命化修繕計画の改定を行うものです。
修繕計画では、限られた予算の中で道路交通の安全性を確保しつつ、維持管理コストの縮減を図るため、これまでの損傷が顕在化してから比較的規模の大きな修繕を行う『事後保全的な維持管理』から、大きな損傷が顕在化する前に計画的かつ予防的な修繕を行う『予防保全的な維持管理』に転換し、適切に管理を行うことで橋梁の耐用年数を延伸(長寿命化)し、費用の縮減を図ることを目的とします。
橋梁点検
橋梁長寿命化修繕計画の策定にあたり、橋梁の健全度を把握するための点検を実施いたしました。
(注意)2025年6月 ファイルを更新しました。
- 野田村 橋梁長寿命化修繕計画
関連ファイル
この記事に関するお問い合わせ先
野田村役場地域整備課土木班
電話番号:0194-78-2932
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更新日:2025年06月30日